Ruffwear(ラフウエア)のウェブマスターハーネス
思えば、この1週間は波乱の幕開けだった。
いろいろな事情でしばらくキャンプに行けなくなりそうだったので、11月末から3日間休暇をとり、ラストキャンプに私たち夫婦のホームグラウンドである阿蘇のキャンプ場に行く予定だったのだが、出発当日の朝になって、マロンが歩けなくなった。
いつもなら、私が起きて動き出した音を察知して、散歩に行こうと玄関まだ尻尾を振ってかけつけるのだが、ケージの近くに呼びに行っても全くケージから出てこない。
しばらくして、なんとかケージから出てきたものの、ふらついて歩くことができなくなっていた。最近、耳は遠くなっているように感じていたものの、朝の散歩はいつもどおり行っていたので、脳梗塞にでもなってしまったのか、どうしようとパニックになった。
朝の6時くらいだったので、救急病院に連れて行こうとネットでそれらしき動物病院に電話したものの、どこにも電話が繋がらず途方に暮れていたが、なんとかご飯は食べることができたので、9時にかかりつけの病院が開くまで様子をみることにした。
先生に診てもらったところ、何かの拍子に左肩を痛めているようですね、とのこと。犬は体重の7割を前足で支えているので、前足を痛めるとバランスを崩して歩けなくなってしまうのだそうだ。
3本脚でも元気に走っている犬の動画をみたことがあるので、半信半疑だったが、とりあえず痛み止めをもらって、様子を見ることにした。
キャンプは中止になったので、ぽっかり空いた3日間。
マロンも1週間は安静にしていなければならなかったので、家の掃除や庭仕事をし、久しぶりにゆっくりすることができた。そのときは、それから嵐のような毎日が来るとは知る由もなかった訳だが、母は「マロンが引き留めてくれたのかもね。」と言っていたが、そうかもしれないなと思う。
それから痛み止めを飲んだマロンは特に脚を気にするようなこともなく、元どおり歩けるようになったのだが、先生の1週間の散歩禁止令を守り、1週間後の昨日の朝、やっと久しぶりに散歩に行くことができた。
介護補助ハーネスをネットで検索したものの、まだ当面はそれほど本格的なものでなくても良い感じだったので、歩行補助のできるラフウェアのウェブマスターハーネスを購入。サイズ合わせが難しいのだが、マロンは体重26kgで少し小柄なラブなので、Mサイズでピッタリだった。
ウェブマスターハーネスの特徴
ウェブマスターハーネスは、ハンドル付きのハーネスで、障害物などから愛犬を抱え上げる際の補助や愛犬を引き寄せる時にも便利です。犬の体格を考慮したデザインにより、愛犬を抱え上げる際には体重が分散しバランスがとりやすいハーネスです。5箇所のテープ調整で様々な体形にフィット。背中、胸、お腹部分はパッドが入っているので愛犬への負荷も軽減されます。反射テープ(スコッチライト™)が夜間の視認性を高めます。
マロンはもう11歳。少しでも長く一緒にいられるように、気を付けなさいということですね。元気になってくれたことに、感謝。