ビッケとの思い出
今日、8月8日は昨年虹の橋を渡ったビーグル犬ビッケの命日である。
ビッケは、ボロボロの赤い首輪を付けたまま、やせ細った状態で私の職場に迷い込んできた。保護した後、一度は保健所に届けたものの、飼い主が現れなかったため、悩んだ末に我が家に迎えた。
それから、約8年、先住犬であるマロンとは、仲良しとは言わないまでも、程よい関係を築き、ビッケは立派に我が家の一員となった。
家の中での生活なので、トイレの躾が問題だった。まずはリビングにトイレシートを敷き詰めたりしていろいろ試行錯誤した結果、いつの間にかリビングの1角だけでするようになった。幸い家の中では座ってオシッコをしてくれていたので、家具や電化製品も被害なく、案外苦労せずに、我が家の生活に慣れてくれた。
それから、キャンプや旅行、どこに行くにも一緒だった。
鳴くのが仕事のビーグル犬。声が通るため大変だったときもあるが、ビッケが来てくれたおかけで、賑やかになり、笑いも多くなった。
散歩のときは、私がマロン担当で、夫がビッケ担当だった。
私より夫はビッケに思い入れがあり、可愛がっていたと思う。
ビッケの写真を振り返っていたら、夫とビッケの微笑ましい写真がいっぱい残っていた。自然と笑みがこぼれる。
本当に楽しかった8年間だった。
ビッケ、たくさんの楽しい思い出をありがとう!